人をつなぐ街と海|湘南スタイル  27 東宝ハウス湘南

カナダ、アメリカ、東京……。国と街をまたいで湘南とめぐり合ったミラー夫妻。奥様の有里さんは、27歳でカナダへワーキングホリデーに。友人宅のパーティで、未来のご主人となるジバンさんと出会った。ジバンさんはプロのミュージシャン、有里さんも舞台など芸能活動をしていたこともあり意気投合。「すぐに『愛している。つき合ってほしい』と告げたよ」とジバンさん。有里さんは帰国後、都内でテレビの制作会社に勤務。遠距離恋愛を続けていたが、2020年、ジバンさんが来日して二人で暮らすことに。ある日、鎌倉を観光したジバンさん。「ビーチもあって、街もきれいで感動した。『何で湘南に住まないんだ』と有里に言ったんだ」。都会での味気ない日々に不満があった有里さんも、悩んだ末に賛成。4年前に鵠沼海岸に移り住み、地元の不動産屋に職を得た。そして、息子の八椰(ヤヤ)君も授かり、充実の湘南ライフを送っている。「同僚と仲がとてもいいんですよ。家族ぐるみで、花火大会やバーベキューを楽しんでいます」。まもなく新しい家族、イッサ君も誕生する。ジバンさんの故郷、アメリカ、テネシーで子育てをするが、家族で湘南と行き来する2拠点生活を送る予定だ。「サンセットで富士山を見ると、こんな良い所で働けて生活できるのは、本当にありがたいと思います」と有里さん。二つの故郷で、家族の絆は深まっていく。

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